トウシ君です!!
今回の記事は、
「トウシ君と学ぶ!最高値更新で利益を掴む方法!~本当に最高値更新は買いなのか?~」
についてです!!
よく投資家の間で、
「最高値更新銘柄は買いだ!!」
と言われたりしますが、
最高値更新銘柄が買い!と考える最大の理由は、
「最高値を更新した銘柄は、保有している投資家の全員が含み益が出ている状況」
だからです。
損失を抱えている投資家がおらず、株価が新たなステージに突入するのです。
(※逆に最高値をできなかった銘柄は、前回の高値が上値抵抗線となり最高値を更新するのが難しくなります。)
そこで今回の記事では、
トウシ君と一緒に過去に最高値を更新した株価チャートを見ながら、
最高値更新銘柄で利益を掴むためのチャートパターンを見ていきましょう!
大きく株価が上昇するときの
チャートパターンを詳しく見ていくことで、
今後の銘柄探しでの参考になると思います。
また、最高値を更新できなかった銘柄の
チャートパターンも紹介していますので、
多岐に渡って理解が深まる内容にもなれば嬉しいです!
そしてさらに今回の記事では、
株価のトレンドを把握するために必須である
「移動平均線」
「上値抵抗線」
「下値抵抗線」
の見方も一緒に説明していますので、
コチラも併せてためになること間違いなしですので、
どうぞ最後までお付き合いください!
それではどうぞー!
今回はチャートの見方のより実践的な説明もあるので、
チャートの見方の基礎を知りたい人はコチラの記事も併せて読んでみてください。
・トウシ君と目指す!チャート達人への道のり【覚えておくべき株価チャートの見方Part1】
・トウシ君と目指す!チャート達人への道のり【覚えておくべき株価チャートの見方Part2】

最高値更新で株価が大きく上昇したチャートパターン~4選~
「トウシ君よ、、、前説はいいから早いこと株価が大きく上昇したチャートパターンを見せてくれよ!」
と皆さんの声が聞こえてくる気がするので、
早速、
「株価が最高値更新し、さらにそこから上昇したチャートパターン」を紹介していきたいと思います。
ですがその前に!
チャートを見る前に注意してみて欲しい4つの
「最高値更新銘柄で利益を掴むためのポイント」
を意識しながらチャートを見ていきたいと思います。
①移動平均線の動き
⇒最高値更新へと向かうとき3つの移動平均線はどうなっているか
(移動平均線はすべて上向き又はゴールデンクロスが完成)
②最高値ラインの役割
⇒最高値を更新する前は上値抵抗線に、最高値更新後は下値抵抗線になる
上値抵抗線:最高値を更新させないように押し戻す力
下値抵抗線:最高値ラインを割らないように反発する力
③ヨコヨコの動き
⇒最高値更新直前のもみ合うチャートの動き
(上下どちらに動くが定まらない状態だか、上に大きく振れる瞬間に注目する)
④決算日と出来高
⇒決算日前後は株価が上下に大きく動くので注意する。
大きな出来高急増を伴う最高値更新はその後も上昇トレンドが続く場合が多い
上昇トレンドの局面で利益を大きく掴むチャンスを見逃さないようにする

銘柄① Synaptics(シナプティクス) 【SYNA】
それでは、ここからは実際にチャートを見ていきたいと思います。
1つ目のチャートは「Synaptics」です。
2015年6月時点で最高値102.5ドルをつけ、2021年1月に最高値を更新しました。
最高値更新から2カ月ほどで約41%上昇しました。
(チャートのポイント)
・上から順番に、3つの移動平均線(橙)(青)(水色)は上を向いている
・最高値更新後、押し戻されるもしっかり反発⇒ヨコヨコの動き(下値は切り上げ)⇒もみ合いながら大きく上昇
・上へブレイクアウトした日は決算日で出来高は急増
週足チャート

日足チャート

銘柄② Spotify Technology SA (スポティファイ・テクノロジー) 【SPOT】
2つ目のチャートは「Spotify Technology SA」です。
2018年7月時点で最高値198.99ドルをつけ、2020年6月に最高値を更新しました。
最高値更新から1カ月ほどで約51%上昇しました。
(チャートのポイント)
・最高値更新のトライは1回で成功するとは限らない
⇒最高値ライン付近で押されても再びトライし、ブレイクアウト成功後、株価は大きく上昇
・最高値更新のときは移動平均線は上向き(橙)(青)(水色)又はゴールデンクロスが完成
※(橙)が(青)(水色)を下から上へ大きく突き抜ける
※週足、日足ともにゴールデンクロスしている
・最高値を更新した日は出来高急増
週足チャート

日足チャート

銘柄③ Netflix (ネットフリックス) 【NFLX】
どんどん行きたいと思います。
3つ目のチャートは「Netflix」です。
2011年7月時点で最高値43.54ドルをつけ、2013年9月に最高値を更新しました。
最高値更新から6カ月ほどで約50%上昇し、
2015年4月の最高値更新後は4カ月ほどで約85%上昇しました。
(チャートのポイント)
・最高値更新した後は最高値ラインが下値支持線となり、株価の下落を支えている
(※逆にここで最高値ラインを大きく割ると下落トレンド開始の合図かもしれない)
・ブレイクアウト後の最高値ラインは上値支持線となり、次の最高値更新を拒む
・決算日に大きく上昇又は下落している(出来高急増)
週足チャート

日足チャート
銘柄④ Tesla (テスラ) 【TSLA】
最後のチャートは「Tesla」です。
2012年3月時点で最高値7.99ドルをつけ、2013年4月に最高値を更新しました。
最高値更新から5カ月ほどで約387%上昇しました。
(Teslaの株が7ドル台で買える時代があったかと思うと米国株の力は偉大だとつくづく感じる……。)
(チャートのポイント)
・最高値更新を2回失敗するも3回目でようやく成功
※高値は切り下げ、底値は切り上げ出来高を伴って上昇
・最高値更新のとき移動平均線はゴールデンクロスが完成
※(橙)が(青)(水色)を下から上へ大きく突き抜ける
・最高値更新後反落するも、最高値ラインが下値支持線となって再び反発し大きく上昇
・決算後再び株価は上昇(出来高急増)
週足チャート
日足チャート
最高値更新に失敗し株価が大きく下落したチャートパターン~2選~
「なんだ最高値を更新した銘柄を買っておけば簡単に利益がでるのか~」と思っている皆さん!
残念ながらそこまで単純な話ではないのです。
最高値を更新した銘柄を買って簡単に利益が出るならばみんな今頃簡単に大金持ちですよね…。
最高値更新に失敗し、そのあと大きく下落してしまったチャートを紹介していきたいと思います。
その前にここでもチャートを紹介する前に
「株価が下落してしまう時のポイント」を抑えてから、
実際にチャートを見ていきたいと思います。
①移動平均線の動き
⇒上昇トレンド後初めて13週移動平均線(橙)が26週移動平均線(青)を割るときに注意
(トレンド転換が起きていることを表し、その後大きく下落する可能性がある)
②最高値ラインの役割
⇒最高値ラインで「反発」するか、「反落」するかで下落トレンドかどうか予測する
下値抵抗線:最高値ラインを割らないように反発する力
上値抵抗線:最高値ラインをブレイクアウトさせないように押し戻す力
③ヨコヨコの動き
⇒最高値更新後のヨコヨコの動きは次に株価がさらに上昇するか、下落するかを探っている状態
(この時どうせまた上がると決めつけてはいけない、常にフラットな目線で大きく下落するリスクも考える)
④最高値トライ後の動き
⇒最高値更新に失敗する時、最高値付近で株価は今までの力を使い果たしたかのように大きく下落していくことがある
(下落トレンドへの転換)
⑤決算日と出来高
⇒決算日前後は株価が上下に大きく動くので注意する
大きな出来高急増を伴う下落はその後も下落トレンドが続く場合が多い
銘柄① WW International (WWインターナショナル) 【WW】
それでは実際にチャートを見ていきたいと思います。
1つ目のチャートは「WW International」です。
(チャートのポイント)
(上昇局面)
・2007年8月時点の最高値58.24ドル。2011年2月に最高値を更新し、その後3カ月ほどで約49%上昇
・最高値更新直前の移動平均線は上から13週移動平均線(橙)、26週移動平均線(青)、52週移動平均線(水色)の順番に上を向いている(上昇トレンドを表す)
(天井局面)
・2011年5月の最高値86.97ドルから下落と上昇を繰り返し、値動きが激しく動く
・13週移動平均線(橙)は初めて26週移動平均線(青)を割る(上昇トレンドが終わりを迎える兆し)
・最高値ラインが下値支持線となり反発。(暴落をなんとか防ぐ)
・再び最高値更新を目指し2012年3月に82.91ドルを付けるも更新に失敗
(下落局面)
・最高値ライン(下値抵抗線)を大きく割る⇒再び上昇するも最高値ラインが上値抵抗線となり再び下落
・上から順番に、3つの移動平均線(水色)(青)(橙)は下を向いている(下落トレンドを表す)
・2012年3月の最高値82.91ドルから2015年2月までに約-80%下落
週足チャート

銘柄② Amgen (アムジェン) 【AMGN】
2つ目のチャートは「Amgen」です。
(チャートのポイント)
(上昇局面)
・1990年1月時点で最高値1.13ドルをつけ、1992年1月に株価は9.77ドルに
・13週移動平均線(橙)は一度も26週移動平均線(青)を割らない(途中で反発)
(天井局面)
・13週移動平均線(橙)は初めて26週移動平均線(青)を割る
・株価は上下に激しく動く3つの移動平均線が交差
・再び最高値更新を目指し1992年11月に9.75ドルを付けるも更新に失敗
(下落局面)
・13週移動平均線(橙)が26週移動平均線(青)を大きく割り込みデッドクロスが完成
・1992年11月の株価9.75ドルから1993年2月までに約-59%下落

まとめ
いかかでしたでしょうか?
最高値更新で
「大きく上昇するチャートパターン」と「大きく下落するチャートパターン」の
イメージがなんとなく湧いたのではないでしょうか。
最高値更新銘柄で大きく利益を掴む方法は確かにありました。
(※今回紹介したチャートでいくと最高値更新した銘柄はその後も上昇を続けていくことがわかります)
「これはこれは~トウシ君からいいことを教えてもらった!とにかく最高値更新した銘柄を買ってれば利益を掴むことができるのね!」
先ほども言いましたが、そう単純なものではありません。
確かに最高値を更新したタイミングをうまく掴み、その後さらに大きく株価が上昇していけば、
利益を上げられることに間違いありません。
ですがあなたが買ったそのタイミングが「天井局面から下落相場」への転換期で、
最高値付近で力尽き、大きく下落する可能性も多いにあるのです。
永遠に上がり続ける株はありません。必ずどこかで天井を付けます。
「大事なことは、株価は今どの局面にいるのかを考えること」だと思います。
そして次に紹介する4つの相場の局面は、
今株価がどの局面にいて、これからどう動いていくかを予測するために役立ちます。
株価を見るときは今どの局面にいるのかを考えることで、相場の全体を把握することにつながると思います。
(※4つの相場の局面のネーミングセンスのなさは大目にみてくれると助かります笑)
①だらだら期(停滞期)
・株価が冴えない状態
・トレンドの形成がなく横ばいで動く
・出来高は少ない
・数年にわたり続くこともある
・前回の最高値から大きく下げだらだらとした動き
②あげあげ期(停滞期脱却期)
・150日移動平均線と200日移動平均線は上向きに(150日移動平均線の方が上)
・上昇した日の出来高は下落した日の出来高よりも大きい
・だらだら期(停滞期)から20%以上は上昇している
・前回の最高値更新から1年以上経過しているが最高値付近まで上昇していく
②あげあげ期(黄金期)
・前回の最高値を更新し大きく株価は上昇していく(一番利益を生む黄金期)
・13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線はすべて上向き(移動平均線は上から順番に13週、26週、52週移動平均線)
・大きく上昇した日や週の出来高は増え、下落した日や週は出来高が減っている
③ピーク期(天井期)
・あげあげ期に株価の大きな上昇の波にのれた投資家は利益確定で抜けていく
・残るはようやく銘柄の魅力を知ったうまく波に乗ることができない投資家
・利益確定売りと新規参入の買いが交錯し、値動きは激しく上下に動く
・13週移動平均線は初めて26週移動平均線を割る
④さげさげ期(下落期)
・高値掴みした投資家が恐怖に煽られ狼狽売り
・この時期に買いは控えるべき
・決算の下方修正や業績の見通しを達成できないなどのネガティブなニュースが発表される
・13週移動平均線、26週移動平均線、52週移動平均線はすべて下向き(移動平均線は上から順番に52週、26週、13週移動平均線)
・大きく下落した日や週の出来高は増え、上昇した日や週は出来高が減っている(あげあげ期と逆)
以上が相場の全体を把握するための4つの相場の局面になります。
さて皆さんが投資するとき、どの局面で投資することが一番良いでしょうか??
それはもちろん!
「あげあげ期」そして、「一番利益を生む黄金期」ということになります。
そして最高値を更新したときの相場の局面があげあげ期(黄金期)であれば、
株価はさらに大きく上昇していくでしょう。
それが、今回の記事のタイトルである
「本当に最高値更新は買いなのか?」のトウシ君の答えになります。
最後まで読んでくれてどうもありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!
トウシ君でした!
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番外編~2021年4月最高値を更新した銘柄紹介~
トウシ君の番外編のコーナーの時間です。
今回は本編の記事の内容に関連して2021年4月に最高値を更新した銘柄を一挙に紹介していきます。
銘柄分析にぜひご活用ください。
銘柄 | ティッカー名 | 業種 | |
1 | Boyd Gaming Corporation | BYD | カジノ |
2 | Western Alliance Bancorp | WAL | 金融 |
3 | Teledyne Technologies Incorporated | TDY | 航空宇宙 |
4 | D.R. Horton | DHI | 住宅建設 |
5 | FirstService Corporation | FSV | 不動産 |
6 | NVIDIA Corporation | NVDA | 半導体 |
7 | Brown&Brown | BRO | 保険 |
8 | Otis Worldwide Corporation | OTIS | 製造加工 |
9 | DTE Energy | DTE | エネルギー |
10 | Oracle Corporation | ORCL | ソフトウェア |

