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トウシ君が教える!投資に興味を持ったら読む記事【後編】-複利の力は偉大!米国市場に長期投資-

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トウシ君です!!
今回の記事は、
トウシ君が教える!投資に興味を持ったら読む記事【後編】-複利の力は偉大!米国市場に長期投資-
です!!

前編では、
・なぜ日本人は貯金が好きなのか
・貯金だけでは資産は守れない理由
・今世界でお金の総量が膨れ上がっていること
・貯金マインドから抜け出すための考え方
について紹介しましたが、

後編では、
・株式市場のどこに投資したらいいのか
・複利の偉大な力
・お金の心配は行動力の差で解消できる
について説明していきます!

今回の記事のキーワードは、
米国市場に複利の力を使って早く長く投資する」です!!
キーワードの真意は最後まで読み進めていくとわかります。
どうぞ最後までお付き合いいただけたらと思います!

それではどうぞ!!

(※「トウシ君が教える!投資に興味を持ったら読む記事【前編】-貯金安全神話は本当か?脱貯金マインド-
を読みたい人はコチラから)
















































①どこに投資したらいいのか?~歴史が語る最高の投資先~

まず始めに、
「どこの市場に投資したらいいのか。」について、
日本、英国、米国の代表する株価指数の30年間のチャートを見ながら
その答えを紹介していきます。

1.日本の代表指数「日経平均株価」

まずは日本を代表する株価指数の
日経平均株価」です。
日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から業種等のバランスを考慮して選んだ、日本を代表する225社の平均株価です。

日経平均株価をみてみると、
バブル絶頂期であった1989年の大納会につけた《38,957円44銭》を一度も更新することができず、2021年2月2日の終値は《28,362円17銭》となっています。

2.英国の代表指数「FTSE100指数

続いては、
ロンドン証券取引所における株価指数である「FTSE100指数」です。
英国の代表的な株価指数で、
ロンドン証券取引所に上場されている時価総額が大きい100社を対象とした指数を言います。

FTSE100指数をみると、2000年にかけて急上昇、その後下落と上昇を繰り返し
少しずつ上昇しているのがわかります。
1989年12月末の終値は《2,422.7ポンド》で、
2021年2月2日の終値は《6,516.6ポンド》となっています。
約30年間で約268%増加しました。


3.アメリカの代表指数「ダウ工業株30種平均

最後は、米国を代表する株価指数の
ダウ工業株30種平均(ニューヨーク・ダウ)」です。
ニューヨーク証券取引所や、
ナスダック市場に上場している
合計30銘柄を対象に算出した指数のことを言います。

ダウ工業株30種平均をみると、
30年間で何度も暴落を経験しながらも
長期的にみると右肩上がりで上昇しているのがわかります。
1989年12月末の終値は《2,753.2ドル》で、
2021年2月2日の終値は《30,687.5ドル》となっています。
約30年間で、約1,114.6%増加しました。


歴史からみる最適な投資先

3つの国を代表する株価指数を見てきましたが、
長期的パフォーマンスでみると
圧倒的1位は米国でした。
仮に、30年間ニューヨーク・ダウ指数に投資していたら、
資産が約11倍増えていたことになります。

こうしたことから、
歴史からみる最適な投資先は米国であると考えられます。
米国企業への投資が最適だと考える
他の理由としては、
・人口増加
・破壊的イノベーション
が挙げられます。

まず、1つ目の「人口増加」についてです。
日本などの先進国が人口減少の道をたどるとされている中、
米国は将来にかけて人口が増えていく国であるということです。
こうした人口増加は米国企業に強い恩恵を与えることになります。

次に、2つ目の「破壊的イノベーション」です。
Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoftの巨大IT企業を総称して「GAFAM(ガーファム)」と呼びます。
こうしたGAFAMに代表されるような、生活に欠かせないサービスや商品を提供し、世界最先端のイノベーションを幾度となく創出している米国企業の力は計り知れません。

将来においても、人口増加による経済成長の恩恵を受け、
今後も世界に大きな影響を与え続けるであろう米国企業は、
この先も最適な投資先であると言えるでしょう。

キーワード①「米国市場」

※米国企業が、今後世界に及ぼす大きな影響力について詳しく知りたい人はコチラの本をオススメします。
未来を予測する上で役立つと思います!


題名:2025年を制覇する破壊的企業
著者:山本 康生
価格:891円(税込み)
刊行日: 2020/11/5
※公開時点のKindle版価格です。
価格が変更されている場合もありますので商品販売サイトでご確認ください。


②複利の偉大な力とは

次に、投資を始める上でとても重要な
「複利の偉大な力」について説明します。

複利ってなに?【単利と複利の違い】

複利の偉大な力を説明する前に、
「単利」について説明し
2つを比較することで、
「複利の偉大な力」について説明していきたいと思います。

単利
運用によって得られた運用益を元本に入れず、最初の元本部分に対してのみ利息がつきます。

(計算式)
単利=元本×(1+年利率×n)
(n=運用年数)

複利
運用によって得られた運用益を元本に上乗せし、その元本に対して利息がつきます。

(計算式)
複利=元本×(1+年利率)^n
(※n=運用年数)

単利と複利の違いは、
利息の対象に、運用で得た運用益を含むか含まないか」です。
この違いが大きな違いを生みます。

長期投資で複利の力は大きく輝く

単利と複利の違いは、
長期投資」において大きな差を生みます。
下のグラフは、
100万円を30年の間、年利回り5%で
単利と複利でそれぞれ運用した場合のグラフです。
徐々に単利と複利の差が差が開いていき、
30年目には約180万円の差が生まれます。

重要キーワード②「複利の力」

③長期投資シュミレーション~何に投資したらいいのか~

次に、
何に長期投資したらいいのか。
長期投資の威力
について説明します。

一般的に、
大学卒業後60歳まで働いたとして
老後の資金を確保するために大体40年の期間があります。

お金の運用方法の選択の違いで、
長期的にどのくらいの差が生まれると思いますか??

これから紹介する4つの運用方法で、
違いを順に見ていきましょう!

(運用方法)
4つの運用方法はすべて
元手資金⋯100万円
積み立て金額⋯毎月2万円
運用期間⋯40年
で行ったとします。
(※グラフは税金などの細かい計算は省略し作成)

運用方法A:現金保有

まずは現金をそのまま保有し続けていた場合です。
日本銀行は2013年1月に
「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、
これをできるだけ早期に実現するという約束をしています。
この目標は達成されていませんが、
仮にこの目標が達成されると、毎年物価が高くなるわけですから、
額面は同じ金額であっても、実質的には減っていることになります。
(※日本銀行の物価安定目標の記事はコチラから)

青色の線は、
「毎月2万円ずつ積み立てをしていった場合の額面の金額」
灰色の線は、
「インフレ率2%が起きた場合のお金の実質的な価値」

グラフをみるとわかるように、
「現金保有」はインフレが起きると
せっかくコツコツ貯めたはずのお金の価値は下がってしまいます。
今持っている「額面の金額」は変わりませんが、そのお金で買えるモノは少なくなってしまうということです。(実質的価値の低下)

(※グラフはインフレ率2%が起きている場合を想定して作成)

運用方法B:定期預金

次は、定期預金をした場合です。
「定期預金」の金利を0.02%、単利で40年運用した場合、次のグラフのようになります。
残念ながら定期預金ではお金は増えません。
増えないどころか、
先述したように、インフレ経済においては
定期預金をしたお金の実質的価値は下がってしまいます。

(※グラフは単利計算で年利回り0.02%の運用した場合の数字で作成)

運用方法C:投資信託(毎月分配型投資信託)

次に、「投資信託(毎月分配型投資信託)」で投資を行った場合を見ていきましょう。
「投資信託(毎月分配型投資信託)」の年利回りを7%、単利で40年運用した場合、次のグラフのようになります。
(※毎月分配型投資信託は複利効果を享受できない商品なので、複利の力を享受できる再投資型投資信託を選んだ方がいいです。)

「投資信託(毎月分配型投資信託)」で資産運用を行った場合、
元本の2.5倍以上資産が増えましたが
複利の力」を享受できていません。

(※グラフは単利計算で年利回り7%の運用した場合の数字で作成。
実質的価値は投資信託のパフォーマンスに対する実質的価値を指す)




運用方法D:投資信託(再投資型投資信託)・ETF(上場投資信託)

最後に、「投資信託(再投資型投資信託)」、「ETF(上場投資信託)」で、
投資を行った場合を見ていきましょう。
投資のリターンを年利回り7%、複利で40年運用した場合、次のグラフのようになります。

(長期投資×複利の力の威力)
「投資信託(再投資型投資信託)」、「ETF(上場投資信託)」で資産運用を行った場合、
40年で資産は6,600万円まで増えました。
なんと、
元本から約6倍以上増えたことになります。
「複利の力」を使うことで
「雪だるま式」に資産は増えていきます。
時間を有効に使い長期投資することの威力が、いかにスゴイのかがわかります。

キーワード③「時間を有効に使って早く長く投資」


(※グラフは複利計算で年利回り7%の運用した場合の数字で作成。実質的価値は投資信託(ETF)のパフォーマンスに対する実質的価値を指す)

④お金の心配は行動力の差で解消できる

ここまで、
・株式市場の歴史的パフォーマンスの違い
・4つのお金の運用方法
について説明してきました。

上記内容をまとめると、
・株式市場は米国市場に投資する
・インフレが起きると現金の実質的価値は下がる
・投資は複利の偉大な力を活用する
・時間を有効に活用し、早く長期的に投資する
ということになります。

そして、
一番大事なことは
「お金の心配は行動力の差で解消できる」
ということです。
次のグラフは先ほど紹介した4つの運用方法を比較したものです。

どの運用方法が一番自分自身のために良い選択なのか?
貯金が本当に将来の自分のためにとるべき最善な行動なのか?

この記事を読んで、
投資を行わずにインフレリスクにお金を長期間さらしておくことの方が
よほど危険な行動だということが理解できたのではないでしょうか。 

もう一度言います。
どの運用方法を選択するかは「自分自身で選択」できます。
そして、時間は有限です。
あなた自身の時間をどう使うか決めるのも自分次第。
もし、お金のことで心配しているのであれば、あなた自身が行動を起こさなくてはなりません。
40年後お金のことで悩んでいてはもう遅いのです。時間は返ってきません。

本当に大事なことなので最後に改めてもう一度だけ言いますが、、、

トウシ君が考えるお金の心配を解消するためにとるべき行動は、
「米国市場に複利の力を使って早く長く投資する」です!

今回の記事を読んでくださった皆さんが、
少しでも投資に興味を持ち、行動を起こすことを願っております。
最後まで読んでくれてどうもありがとうございました。

それではまた!!
以上、トウシ君でした。


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