株式投資

トウシ君と目指す!チャート達人への道のり【覚えておくべき株価チャートの見方Part1】

Facebook にシェア
Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加

チャート達人への道のり~覚えておくべき株価チャートの見方Part1

トウシ君です!
今回の記事は「トウシ君と目指す!覚えておくべき株価チャートの見方」の紹介です!!

株式投資を「これから始めたい方」や、「投資を始めたばかりの方」は『株価チャート』と聞くと、

・「なんだか難しそう!」
・「私には理解できなさそうだなぁ、、」
・「そもそも見方が全く分からない!!」
・「株式投資を始めたいのに、チャートの
  見方がわからないから始められない!!」
・「チャートを見ても株価の予想なんてでき
  ないでしょ!?」

などなど株価チャートを見るだけでアレルギー反応が出てしまう、
これから株式投資を始めたい方」や「株式投資初心者の方」も多いのではないでしょうか??

株式市場の過去何十年のチャートを振り返ると、
チャートは、
必ずしも不規則に動いているわけではなく、ある一定のパターンに基づいて動いていることがわかります。
そこには、株式市場の動かす投資家たちのさまざまな心理が、
チャートとなって形作られているのです!!

いい会社に投資するだけでは株式投資において、利益を生むことはできません。
大相場が来そうな的確な売買のタイミングが来るのをじっと待ち、
いざというタイミングで資金を投じなくてはなりません。
そう簡単にできるものではないかもしれませんが、少なくとも、最低限のチャートの見方は知っておかなくてはならないと思います。

すでに、「チャートの見方は知っている方」も、改めて確認することで、
今後の投資パフォーマンスにアップに、
つながるかもしれません。

そこで今回の記事では、
「トウシ君と一緒に目指す!チャート達人への道のりPart1」ということで、
チャートの見方を知るために必須である「ローソク足」について紹介していきます!

それではどうぞ!!

※トウシ君と一緒に目指す!チャート達人への道のりはPart1Part2に分かれています。
Part2では、
・「支持線と抵抗線」
・「移動平均線」
・「必須チャートパターン8選」について、
書いているのであわせて読んでみてください。

サイトはコチラから
⇒「トウシ君と目指す!チャート達人への道のり【覚えておくべき株価チャートの見方Part2)












































ローソク足の見方

まずはローソク足の見方です。
‣ローソク足とは、
ある期間の「始値・高値・安値・終値」を視覚的に表します。

‣①始値、②高値、③安値、④終値とは
・ある期間で最初についた価格⋯①
・ある期間の中で一番高い値段⋯②
・ある期間の中で一番安い値段⋯③
・ある期間の最後についた価格⋯④
を意味します。

‣ローソク足の主な種類
(  )に書かれた時間の動きを表す。
・1分足、30分足、60分足(〇〇分の間) 
・日足(1日)
・週足(1週間)
・月足(1カ月間)

‣その他基本用語
①上ヒゲ⋯始値と終値で囲まれた長方形から上に伸びた線
②下ヒゲ⋯始値と終値で囲まれた長方形から下に伸びた線
③陽線⋯終値が始値より高くなっている状態
④陰線⋯終値が始値より高くなっている状態

以上がローソク足の基本的な説明となりますが、
次の図を参考にしてみてみてください。

ローソク足の見方(概要図)


ローソク足の種類

先ほど、説明したローソク足にはいくつかの種類があります。
それぞれの種類が何を表しているのかについて説明していきます。 

大陽線

大陽線とは、
「長い陽線」のことを指し、買い注文が多く入り、
強い上昇圧力がかかっている状況を表します。
AからCまで3種類のパターンを順番に見ていきたいと思います。
(※上昇圧力の強さはA>B>Cの順で大きい)

A.陽の丸坊主

1つ目の陽の丸坊主は、
最初から最後まで、一貫して株価が上昇したことを表し、
「強い上昇圧力」を示します。
安値圏で登場すると、上昇トレンドへ転換したり、
高値圏で登場すると、下落トレンドへ転換したりする場合が想定されます。





B.陽の大引け坊主

2つ目の陽の大引け坊主は、
始めに一時下落したが、その後強い圧力により上昇したことを表し、
「上昇圧力」があることを示しています。
安値圏で登場すると、上昇トレンドへ転換する兆しとなる場合が想定されます。



C.陽の寄付け坊主

3つ目の陽の寄付き坊主は、
始めに強く上昇したが、その後下落したことを表し、
後半上昇の勢いを落としていますが、「上昇圧力」を示します。
高値圏で登場すると、勢いが落ちているので、少し注意が必要となります。



大陰線

大陰線とは、
「長い陰線」のことを指し、売り注文が多く入り、
強い下落圧力がかかっている状況を表します。
AからCまで3種類のパターンを順番に見ていきたいと思います。
(※下落圧力の強さはA>B>Cの順で大きい)

A.陰の丸坊主

1つ目の陰の丸坊主は、
最初から最後まで、一貫して株価が下落したことを表し、
「強い下落圧力」を示します。
高値圏で登場すると、下落トレンドへ転換したり、
安値圏で登場すると、下落が止まり、上昇トレンドへ転換したりする可能性が想定されます。



B.陰の大引け坊主

2つ目の陰の大引け坊主は、
始めに一時上昇したが、その後強い圧力により下落したことを表し、
「下落圧力」があることを示しています。
高値圏で登場すると、下落トレンドへ転換する兆しとなる場合が想定されます。



C.陰の寄付き坊主

3つ目の陰の寄付き坊主は、
始めに強く下落したが、その後上昇したことを表し、
後半に、下落の勢いを落としていますが、「下落圧力」を示します。
安値圏で登場すると、下落の勢いが落ちているので、
上昇トレンドへの転換になる場合もあります。
(※下ヒゲが長いほど有効です)



覚えておくと便利なローソク足

次に、覚えておくと便利なローソク足について説明していきます。
相場のトレンド転換を予測する上での、
参考になると思いますので、
ぜひこの機会に覚えておきましょう!

A.十字線

1つ目の十字線は、
買いと売りが引き分けている状態を表し、
「買い圧力と売り圧力が拮抗している」ことを示します。
高値圏で登場すると、下落トレンドへ転換したり、
安値圏で登場すると、上昇トレンドへ転換したりする場合が想定されます。



B.トンボ

2つ目のトンボは、
始めに強く下落したが、その後買戻しが入り上昇したことを表し、
「売り圧力の落ち着き」を示します。
安値圏で登場すると、下落の勢いが落ち、後半に上昇しているため、
上昇トレンドへの転換になる場合が想定されます。



C.カラカサ下影陽線・カラカサ下影陰線

3つ目のカラカサ下影陽線・カラカサ下影陰線は、
始めに強く下落したが、その後買戻しが入り上昇したことを表し、
「売り圧力の落ち着き」を示します。
安値圏で登場すると、上昇トレンドへ転換する可能性が、
高値圏で登場すると、下落トレンドへの警戒が必要になります。



ローソク足の重要性

今回の記事ではローソク足について説明してきました。
いかがでしたでしょうか??
ローソク足1つとっても、
株式市場にお金を投じている投資家たちの、
様々な心理や思惑を読み取ることができます。
こうしたローソク足を分析することで、完全ではないですが、
これから株価が「上昇トレンドへ向かうのか」、「下落トレンドへ向かうのか」
ある程度予測することができるので、基本的なパターンはぜひ覚えてみてください。

次の記事
トウシ君と目指す!チャート達人への道のり【最低限覚えておくべき株価チャートの見方Part2】
では、
・「支持線と抵抗線
・「移動平均線
・「必須チャートパターン8選
について紹介しています!!
今回の記事であわせて読むことでより、チャートの見方がわかること間違いなし!
ぜひご覧ください!!

Part2はコチラからどうぞ!
⇒「トウシ君と目指す!チャート達人への道のり【覚えておくべき株価チャートの見方Part2

最後まで読んでくださりありがとうございました。
この記事を読んだ皆さんが少しでも、参考になれば幸いです。
次回の記事もお楽しみに!
トウシ君でした。

■情報発信
 Instagramにて毎日投資・経済の情報を発信中(@tousi.kousi)フォローお待ちしてます!







-番外編-株式投資の格言「株を買うより時を買え」

株式投資の格言の中のひとつに、
株を買うより時を買え」という言葉があります。
これはどういう意味かというと、
投資対象の企業を選ぶことよりも、投資をする時(時期やタイミング)を選ぶことの方が重要である
ということを指します。

どんなに優れた企業であっても、適切なタイミングで投資しなくては、
株式投資において利益を生むことはできません。
言い換えると、
「これから相場はどちらに向かうのか」
予測し、判断しなくてはならないのです。
そのためには、チャートの分析。テクニカル分析の勉強や知識が必要となります。


(※企業の選定をどうしたらよいか。どんな企業が大きく成長し、
株価が大きく上昇していくのか知りたい方は、
トウシ君が紹介する!大化けしたテンバガー米国企業4選」を読んでみてください。)









    コメント

    Facebook にシェア
    Pocket
    このエントリーを Google ブックマーク に追加

    -株式投資
    -, ,

    © 2024 誰でもわかる トウシ君の投資・経済ブログ Powered by AFFINGER5