株価上昇率ランキングTOP5(S&P500構成銘柄)【2023年1月1日～1月31日】

トウシ君です！！
今回の記事は、
「株価上昇率ランキングTOP5(S&P500構成銘柄)【2023年1月1日～1月31日】」です！

2023年が始まってから早いものでもう1ヶ月が過ぎましたね。
2023年1月のS&P500はプラス6.2%と好調な滑り出しでスタートしました。

そこで今回の記事では、S&P500構成銘柄の中から2023年1月末時点での株価上昇率ランキングを発表したいと思います。
年始めの株式市場の動きは今年1年の相場を占う意味でも重要かと思いますので、ぜひランキングをチェックしてみてください。

それではどうぞ！

第5位　Carnival(カーニバル)【CCL】1月の上昇率 34.24%

チャート

企業の概要

カーニバルは、世界最大のレジャー旅行会社の1つであり、幅広い層の旅行者に対応するクルーズ・ブランドを運営しています。
有名なブランドには、カーニバル・クルーズライン、プリンセス・クルーズ、ホーランド・アメリカ・ライン、P&Oクルーズなどがあります。

最近のニュース

ホーランド・アメリカ・ライン1月の予約数が同週で過去最高を記録

ホーランド・アメリカ・ラインの1月第3週の予約数が発表されました。
1月の第3週の予約数は、プレミアムクルーズラインの1月の週として過去最高を記録しました。
さらに、1月20日までの週は、2019年の同じ週の予約を20％以上も上回る予約数を達成し、新型コロナウイルスの影響を受け一時予約数は激減してしまいましたが、そこから完全に回復したと言えます。
また、予約の最も多かった1月17日の予約の25％以上は、2024年乗船の航海の予約であり、クルーズ船による旅行の需要は今後も継続していくことが予想されます。

※以下参考記事より参照
①yahoo!finance「Cruise Sales Strength Continues as Holland America Line Sees Biggest January Booking Week on Record」

直近の決算

第4位　Paramount Global(パラマウント・グローバル)【PARA】1月の上昇率 37.2%

チャート

企業の概要

パラマウント・グローバルは、世界中の視聴者に向けてコンテンツを制作するメディアとエンターテイメントの会社です。
2019年に2代目CBSコーポレーションと2代目バイアコムが合併して誕生しました。
コロムビア放送（CBS）テレビジョン、ネットワーク10などの国内外放送ネットワーク事業や、CBSスタジオ、パラマウントテレビスタジオなどのテレビ番組制作事業を行うほか、消費者直販事業としてプレミアム定額ストリーミングサービス、「BET+」、「Noggin」などを行っています。

最近のニュース

Showtime と Paramount+ が合併へ

パラマウント・グローバルは自社サービスのブランド変更と再編が噂から現実に発展したことで、1月の株価は大きく上昇しました。
Showtimeのストリーミングサービスをパラマウント・グローバルの主力プラットフォームである、Paramount+(※1)に統合し、Showtimeは、Paramount+ with Showtimeとしてリブランディングされる予定であると発表されました。
パンデミックを発端としてストリーミング・ブームが起きましたが、加入者を獲得するための競合との競争は激しくなっており、加入者数の伸びは鈍化してきています。
そのため、今回の統合や再編の動きはパラマウント・グローバルのようなメディア企業が、ストリーミング事業の成長や収益化、さらなる登録者の獲得に積極的に取り組んでいくために生まれたものと考えられます。

※1 パラマウント・グローバル社は11月に、Paramount+の顧客数が4,600万人に達したと発表
※2 以下参考記事より参照
①The Motley Fool「How Paramount Global Stock Gained 34% Last Month」
②CNBC「Showtime to combine with Paramount+, rebrand with new name」

直近の決算

第3位　Western Digital(ウエスタンデジタル)【WDC】1月の上昇率 39.3%

チャート

企業の概要

ウエスタンデジタルはストレージ製造企業で、ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などを一般消費者や企業向けに設計・開発・製造を行っています。
世界最大のデータストレージ企業の1つに挙げられます。

最近のニュース

ウエスタンデジタルとキオクシアが合併協議中

Bloombergは2023年1月5日にウエスタンデジタルとキオクシアが合併交渉再開したと報道しました。
合併の交渉はまだ初期の段階にあり、合意に至らずに終わる可能性もあるとしましたが、株価は大きく上昇しました。
仮にウエスタンデジタルとキオクシアとの合併が実現すれば、両社の市場シェアは業界大手のSamsungに匹敵する規模となるため、今後の動向に注目されています。

※以下参考記事より参照
①Bloomberg 「キオクシアとウエスタンデジタルが合併交渉再開－関係者」
② The Motley Fool「Why Micron Was Rallying Today」
③yahoo!finance「Strength Seen in Western Digital (WDC): Can Its 6.6% Jump Turn into More Strength?」

直近の決算

第2位　Tesla(テスラ)【TSLA】1月の上昇率 40.62%

チャート

企業の概要

テスラは、電気自動車、エネルギー貯蔵システム、住宅用太陽光発電パネルの設計、開発、販売を行っている会社です。
持続可能なエネルギーソリューションを推進するリーディングカンパニーの1つであり、世界の持続可能なエネルギーへの移行を加速させることを目指しています。

最近のニュース

2022年10－12月（第４四半期）決算を発表

テスラは2023年1月25日に2022年10－12月(第４四半期)決算を発表し、その後一段と株高が進みました。
主な決算内容は次のとおりとなります。

直近の決算

第1位　Warner Bros. Discovery(ワーナー・ブラザース・ディスカバリー)【WBD】1月の上昇率 56.33%

チャート

企業の概要

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは米国のメディア企業で、映画製作・配給および番組制作を行っています。
おもな番組として、ニュースチャンネルの『CNN』、ドラマチャンネルの『HBO』、サイエンス、テクノロジー、自然、歴史等に関するチャンネルの『Discovery』などがあります。
AT&Tによるワーナーメディアのスピンオフとディスカバリーとの合併後、2022年4月8日に設立されたばかりの企業です。

最近のニュース

バンクオブアメリカとゴールドマンサックスがWBD株に対して強気な評価

バンク・オブ・アメリカは特に買いを推奨する「US1リスト」にワーナー・ブラザース・ディスカバリー株を加えました。
加えた理由として、2022年10～12月期は米経済の減速で広告収入が伸び悩んだとみているものの、今後の広告市場の改善とともに業績も上向くと予想したためです。
また、ゴールドマン・サックスのアナリストがワーナー・ブラザース・ディスカバリーを2023年の「お気に入りメディア銘柄」に挙げました。
2022年ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの株価は約60%近く下落しましたが、大手投資銀行の2社が強気な評価をしたこともあり、株価は今年に入り、大きく上昇しています。

※以下参考記事より参照
①yahoo!finance「Warner Bros. Discovery stock named ‘favorite media pick’ for 2023 by Goldman Sachs」
②yahoo!finance「Warner Bros. Discovery jumps 7% after Goldman names 'favorite media stock' for '23」

直近の決算

まとめ

2023年1月中の株価上昇ランキングをまとめると次のとおりとなります。

2023年1月株価上昇ランキング(S&P500構成銘柄)

いかがでしたでしょうか？
今回の記事ではS&P500構成銘柄の株価上昇率ランキングTOP5について紹介しました。

2023年最初の月で大きく上昇した銘柄を確認しておくことで、今後投資をする上での参考になれば幸いです。

最後まで読んでくれてどうもありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに！
トウシ君でした！

 

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