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【完全攻略】NFTマーケットプレイス最大手「OpenSea」とは何なのか?

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トウシ君です!!
今回の記事は、
「【完全攻略】NFTマーケットプレイス最大手「OpenSea」とは何なのか?」
です!

前回の記事では最近よく聞くNFTについて紹介しましたが、
今回はNFTのマーケットプレイス最大手OpenSeaについて紹介していきたいと思います!

NFTのマーケットプレイスとは
NFTを販売するネットサイトのようなものです。

そんなNFTマーケットプレイスの世界大手のOpenSeaを使って
・どのような事ができるのか知りたい人
・NFTの売買をしたいと考えている人
にぜひ読んで欲しい内容となっています。

それではどうぞ!

この記事はこんなことが分かる!

  • OpenSeaとは何なのか
  • OpenSeaでできること
  • OpenSeaの今後

NFTについて詳しく知りたい人はコチラの記事も併せてどうぞ↓




















































OpenSeaとはなんなのか

まず、OpenSeaとはクリエイター、アーティストや企業が作成したNFTを出品したり売買したりすることができる
NFTマーケットプレイス」です。

NFTマーケットプレイスとは、
NFTの作成者が制作し出品されているNFTを購入(一次販売)したり、
ユーザー同士が保有しているNFTを取引(二次販売)したりすることができるプラットフォームのことです。

お肉が精肉店で販売されたり、書籍が本屋で販売されるように、
NFTはNFTマーケットプレイス(OpenSeaなど)で販売されるわけです。

また、例えばメルカリ等のフリマアプリで使わなくなった不用品を買ったり売ったりできるように、
OpenSeaを使うことで
自分が作成したNFTを出品したり出品されているNFTを売買すること」ができます。

OpenSeaでできること(購入・作成・出品)

次に、OpenSeaで何ができるのかを具体的に紹介していきたいと思います。
早速①購入 ②作成 ③出品の順に見ていきましょう。

①NFTの購入

先ほども説明した通り、NFTマーケットプレイスであるOpenSeaでは市場に流通している多くのNFT作品を購入することができます。
OpenSeaで出品されているNFTの作品数はなんと20,492,671点でした。(※2021年9月末時点)

とんでもない数のNFT作品が出品されていて、これらの作品を購入することができるのが、OpenSeaなのです。

また、
OpenSeaではNFTがカテゴリーごとに分けられているため、購入したいNFTのジャンルごとに検索できるようになっています。
ジャンルは全部で8種類に分類されていて、多岐渡って様々なNFTの作品を購入できます。

(カテゴリーの種類)

  • Art⋯アート
  • Music⋯音楽
  • Domain Names⋯ドメインネーム
  • Virtual Worlds⋯仮想世界
  • Trading Cards⋯トレーディング・カード
  • Collectibles⋯収集品(コレクション)
  • Sports⋯スポーツ
  • Utility⋯ユーティリティー
  • All NFTs⋯全てのNFT

購入に使われる仮想通貨イーサリアム【ETH】

NFTを購入するときに使用する代表的な仮想通貨は
イーサリアム(ETH)です。
イーサリアムは仮想通貨の中でビットコインに次いで時価総額2位の仮想通貨になります。(※2021年9月末時点)
(※イーサリアムのチャートはコチラから)


イーサリアムの特徴はスマートコントラクト機能にあります。
これはブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みのことです。

例えば自動販売機にお金を入れて、飲みたい飲み物のボタンを押した瞬間に売買契約が成立するイメージに似ています。

イーサリアム上でNFTを購入した場合、
取引の履歴や契約の内容はブロックチェーン上で管理されているので
これらのデータは改ざんが不可能となっています。

そのため、
イーサリアム上で販売されたNFT作品の購入者は以下の証明ができるわけです。

  • 作品の所有権
  • 購入した履歴
  • 作品が本物であること

②NFTの作成

OpenSeaはNFTの購入だけではなく
NFTを作成することもできます。

ここでは詳細な作成方法の紹介はしませんが、いくつかの項目を入力するだけで
OpenSea上でデジタルデータを簡単にNFT化することができます。
(※作成ページはコチラから)

OpenSea~NFTの作成画面~

③NFTの出品

NFTの作成が終わったらそのままOpenSeaのマーケットプレイスへ出品することができます。
出品時に設定する主な項目は3つです。

  1. 出品方式
  2. 価格
  3. 二次販売(転売)のロイヤリティ(報酬) 

1.出品方式

出品方式は3つの中から選択できます。

  1. Set Price:固定価格で販売
  2. Highest Bid:オークション形式で販売
  3. Bundle:グループにして販売

※Highest Bid(オークション形式)を選択した場合は
追加で3つの項目設定が必要になります。
⑴オークション開始価格
⑵最低落札価格
⑶オークション期間

2.価格

出品方法の設定が終わったら次は販売の価格を設定します。
基本的には利用者の数が多いイーサリアムで価格設定をすることになります。

3.二次販売のロイヤリティ

一度作成者の手を離れると作成者に報酬が入らない従来のアート作品などと違って、
NFTは二次販売(転売)されるごとにNFT作成者に報酬が入る仕組みになっています。
そのため、出品する前にあらかじめロイヤリティを何%にするかの設定を行います。


ロイヤリティが入る仕組みを詳しく知りたい人は
『【徹底解説】最近よく聞くNFTってなに?読めばNFTの基礎が分かる!【活用事例(アート・ゲーム等)も紹介】の「報酬が入る仕組み」』を参照


詳しくはコチラ


OpenSeaで出品されているNFT作品紹介

次に、OpenSea上で出品されている有名なNFT作品を紹介していきたいと思います。
実際にどんな作品が出品されているのか、NFTマーケットプレイスの世界を覗いてみましょう。

CryptoPunks(クリプトパンク)

1つ目はCryptoPunks(クリプトパンク)です。
CryptoPunksはデジタルキャラクター画像(24×24ピクセル)から構成されるNFTアートで、デジタルキャラクター画像が10,000個存在してします。
2021年8月にクレジットカード世界最大手のVisaがCryptoPunksの作品を15万ドルで購入したことでも話題となりました。
(※記事はコチラから)

公式サイトへ見に行く

CryptoKitties(クリプトキティ)

2つ目はCryptoKitties(クリプトキティ)です。
CryptoKittiesはデジタル上の猫を売買、交配して自分だけの猫を集めることができる育成・コレクト型のゲームになります。
このゲームで使用される猫も1つ1つがNFT化されており、OpenSeaで自由に売買することができます。

公式サイトへ見に行く

The Sandbox(ザ・サンドボックス)

3つ目はThe Sandbox(ザ・サンドボックス)です。
The SandboxはMinecraft(マインクラフト)に似たゲームで、
ゲーム内にデジタルな土地を持ち、そこで新たなゲームを作ることができます。
このゲームで使用される「Land」と呼ばれる土地もNFT化されていて、
OpenSea上で売買が可能です。

公式サイトへ見に行く

Sorare(ソラーレ)

4つ目はSorare(ソラーレ)です。
Sorareは現実のサッカーの試合の戦績がゲームのスコアに反映されるブロックチェーンゲームです。
ゲームを行う上で必要となる世界の有名選手のプレイヤーカードもOpenSeaを使うことで購入することができます。

公式サイトへ見に行く

まとめ

  • OpenSeaとは
    NFTの売買ができるマーケットプレイス

  • OpenSeaでできること
    ⑴NFTの購入
    ・多くのNFT作品の購入ができる(作品数は20,492,671点※2021年9月末時)
    ・NFTは8種のカテゴリーに分けられている
    ・NFTの購入に使用される代表的な通貨はイーサリアム(ETH)

    ⑵NFTの作成
    ・OpenSeaのサイト上でデジタルデータをNFT化することができる

    ⑶NFTの出品
    ・作成したNFTを出品できる
    ・出品方式は3つ(固定価格販売、オークション販売、グループ販売)
    ・二次販売のロイヤリティの設定もできる

  • OpenSeaで出品されている作品事例
    ⑴CryptoPunks(クリプトパンク)
    ・デジタルキャラクター画像(24×24ピクセル)から構成されるNFTアート

    ⑵CryptoKitties(クリプトキティ)
    ・猫を売買、交配して自分だけの猫を集めることができるNFTゲームで様々な猫を売買できる

    ⑶The Sandbox(ザ・サンドボックス)
    ・Minecraft(マインクラフト)に似たNFTゲームで仮想空間の土地「Land」の売買ができる

    ⑷Sorare(ソラーレ)
    ・現実のサッカーの試合の戦績がゲームのスコアに反映されるNFTゲームでプレイヤーカードの売買ができる

OpenSeaの企業価値とこれから(ユニコーン企業への仲間入り)

OpenSeaは
・2021年3月:2300万ドル(約25億3000万円)
・2021年7月:1億ドル(約110億円)
の資金調達(シリーズAラウンド及びシリーズBラウンド)を行いました。

これによって
OpenSea企業評価額は15億ドル(約1650億円)に達し、
ユニコーン企業の仲間入りを果たしました。
(※ユニコーン=評価額が10億ドルを超える未上場のスタートアップ企業)

OpenSeaは今後資金調達によって
・NFTプラットフォームの拡張
・エンジニアリング人材の採用
・新しい市場や国際的な拡大
・ユーザーがデジタル資産に簡単にアクセスし売買できる方法を増やすこと

に力を入れるとしていて今後の成長にも大変期待ができます。

(※参考記事)
TechCrunch Japan「
NFTマーケットプレイスのOpenSeaが「ガス代」排除に向け、複数のブロックチェーンに対応を計画
COIN POST「大手NFTマーケットOpenSea、シリーズBで100億円調達

OpenSeaの取引量推移

最後にOpenSeaの取引量推移を見ていきたいと思います。
2021年2月頃からNFTの人気上昇が始まり、OpenSeaを始めとしたNFTマーケットの取引量は増加し始めました。
その後NFTブームに火が付き2021年8月には月間取引高がNFTマーケット全体で32億5000万ドルを超え、
OpenSeaは圧倒的な市場シェアを誇りその内の31億6000万ドルの取引高がありました。

(2021年2月 月間取引量)
NFTマーケットプレイス全体
1億6000万ドル
OpenSea
7,257万ドル

(2021年8月 月間取引量)
NFTマーケットプレイス全体
32
億5000万ドル
OpenSea
31億6000万ドル

いかがでしょうか?
今回の記事では、OpenSeaとは何なのか、どんなことができるのかについて紹介してきました。

NFT元年と呼ばれる2021年ですが、
その言葉通り今後さらにNFT市場は拡大し、それに伴いOpenSeaの成長も期待できるのではないかと思います。

今回の記事を読んでOpenSeaについて皆さんの理解が少しでも深まれば嬉しく思います。

最後まで読んでくれてどうもありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!
トウシ君でした!

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